現在ドランダ・ジャパンとDBSはインド北東方面の雇用と教育、発展に力を入れております。インド北東部のマニプール、ナガランド、アッサム、メガラヤ州は、永らく政情が不安定であったことや、地理的にも山間で交通の便に課題があることなどからインドの中でも発展が遅れており多くの課題が残っている地域です。半面クリスチャンが多く(ナガランドで9割以上、メガラヤで7割以上、マニプールで4割以上)食のタブーが少ない点や風貌が日本人に似ている点など、日本で働く上で有利な点もあます。それ以上に山岳民族の素朴で真面目な人柄も日本向きと思われます。
またインド北東部は第二次世界大戦でインパール作戦が行われたことでも知られ、チャンドラ・ボース率いるインド国民軍(INA)がインド独立の為に日本軍と共闘したなど日本とのつながりも旧いものがあり、現地の人も日本からインド独立の助っ人として命を懸けてくれた日本軍という認識があり一般的に親日的な土壌があります。昨年はインパール作戦75周年にあたり、在印日本大使館の主催で記念が際され、多くの日本人遺族が訪れました。
平松特命全権大使との一枚。
インパール平和祈念館も開館され、徒歩圏内の私立の記念碑の清掃などにDBSのスタッフがボランティアで参加してくれました。
また近くに住むインド国民軍の生き残りの古老から色々な話も聞くことが出来ました